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「大召喚」についてのあれやこれ

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chessbo_sv
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・大召喚

第七弾カードパック、「クロノジェネシス(CGS)」にて追加されたウィッチのゴールド・スペルカードです。



素で撃っても 【 3/3・2/2・0/2 = 6/5/7 】 と最低限のスペックがありますし
「オズの大魔女」と同時にコンボで使用することで 【 4/5・3/3・2/2・0/2 = 6/9/12 】
秘術有りならさらに+4/0という、マナレシオを逸したいわゆる「宇宙」的な盤面を展開をすることが出来

また、「くず鉄の練成」「ルーキーアルケミスト」「双璧の召喚」等がローテ落ちした秘術ウィッチにとって
貴重な「守護」を張れるカードでもあります。
(しかも、大召喚1枚で「ガーディアンゴーレム」と「ジャンクゴーレム」の2枚セット。)

他に守護を張れるカードというと
「マナリアの知識(から獲得できるマナリアの防陣)」「ゴーレムアサルト」「風の軍神・グリームニル」「ゴブリンマウントオーガ」「エウロペ」「白銀剣のゴーレム」
くらいになっており、こちらは積極的に採用することは考えにくいカード群になっているため、ほぼ唯一無二の存在といっても過言ではありません。

(バーン秘術ウィッチのような「攻める」デッキにとって、守護はあまり必要ではないと思われる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
「守護」はリーダーのライフを守れるのはもちろんのこと、フォロワーを守ることも出来るので
「オズ」や進化した「幻惑の奇術師」などを守護裏に隠し、次ターンに顔面を殴れれば一気に勝利に近付くことが出来ます。)

さらに、前身とも言える「双璧の召喚」の問題点であった
盤面からフォロワーが溢れ消滅するという事態が起き難くなるよう
ゴーレム達が場に出る前に秘術効果で土の印が崩れる
という嬉しい仕様になるよう、発表時から実装に至るまでの間にテキスト変更が行われ上方修正された。
という珍しい経歴も持つカードでもあります。
参考画像① 参考画像②



と、ここまで「大召喚」の良いところばかりをつらつらと並べてみましたが

秘術の同6コスト帯には「偉大なる魔術師・レヴィ」「変異の雷撃」「禁忌の研究者」「魔導の巨兵」といった優秀なカードが並び



(いずれも若干受け身なカードで、相手の場が空っぽの状態では効果を発揮しづらいので
そういうときにパッと1枚で展開し、攻め手の勢いを落とさないようにできるのは大召喚の強みですが。)

進化ターン以降強力なバリューを発揮し、
2ターン目にも最低限2/2としての働きが出来る「古き魔術師・レヴィ」がローテ落ちしてしまったことによって
デッキが全体的に序盤の事故が気になるコストカーブになってしまいがちなので、あまり重いカードを投入しすぎたくない

また、6ターン目に「オズ大召喚」の動きをするのは強いが
「オズ」を処理されてしまった場合、手札のスペルが消滅してしまったり
その後効果的なタイミングでの手札補充ができなくなるというリスクもあるので
6ターン目に手札に「オズ」「大召喚」の2枚があれば毎回即そのコンボをぶっ放していいか、というと疑問が残る。
(6ターン目よりも後のターンに使用すると、対応する相手側のPPも増え、処理できる手段・カードの組み合わせも格段に増えてしまう。)

といった事情・思惑から
「大召喚」は具体的に何枚採用するべきなのか。
秘術ウィッチ使いの中でも意見の割れる、非常に難しいカードになっている
と思います。

今回はそんな「大召喚」が具体的にどんなリーダーに刺さるか、環境に合っているのかどうか
ということを諸々考えてみようという、そんな記事になっています。



毎度のことながら無駄に細かく書きすぎる癖があるので
お時間のある方もない方も、太字になっているところだけ掻い摘んで読んで頂くようにお願いします。

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・「オズ大召喚」の各リーダーに対しての相性

「オズ大召喚」の合計攻撃力9(秘術付きなら13!)という大打点を盤面に残したままでは
そこに至るまでの「幻惑の奇術師」によるクロックや、追撃の「連鎖する雷」といったバーンダメージと合わせて
あっという間に体力20点が消し飛ぶことになりますから、相手リーダーとしてはなんとしてもこれを除去しなければいけません。

(最悪、「クレイゴーレム」は放置しても良いので、「ガーディアンゴーレム」「ジャンクゴーレム」の守護2枚を突破しつつ、
スペル消滅を狙って「オズ」を討ち取りたいところです。)

「テミスの審判」や「黙示録」といった代表的なAoEが使用できなくなったローテーション環境で
「オズ大召喚」を首尾よく処理できる手段は各リーダーにどれだけあるのかないのか、具体的に例を挙げて見ていきたいと思います。

○=「オズ大召喚」を使用するウィッチ側が有利
×=「オズ大召喚」を使用するウィッチ側が不利
です。


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・エルフ(相性○)



「白狼象エルフ」などのデッキに3投されることの多い「カシオペア」が代表的なAoEとして挙げられます。

手札を9枚に保った状態であればランダムに8点分の除去をばら撒けるカードですが
「オズ大召喚」は合計体力が「12」であるため、「カシオペア」の能力ではこの数字に届きません。
よほど8点ばら撒きの当たり方が良ければゴーレム達を全て倒したのちに、
進化権を使って「オズ」を殴って全処理ということも出来なくは無いのですが
かなりハードルの高い、運要素の絡む選択になってしまいますので、「オズ大召喚」に対する明確な解答とは言えません。

次に第七弾の新カードである「紅弓のエルフ」
こちらは「フェアリー」「フェアリー」「対空射撃(⇒オズの体力を2に削る)」「紅弓のエルフ」とプレイし
「紅弓のエルフ」を進化して効果を発揮後、ガーディアンゴーレムを殴ることによって全処理が可能になります。
「大召喚」の秘術効果が発動していた場合は「紅弓のエルフ」は相討ち。していなかった場合は「3/1」として場に残ります。

「マヘス」は事前に「導きの妖精姫・アリア」によって0コストの「フェアリーウィスプ」を入手していなければ
6ターン目には効果が発動出来ない上、そもそもAoEが2点なので「ガーディアンゴーレム」を突破することが出来ず、「オズ」が生き残ります。

「インセクトキング」は運の要素が絡む他、「フェアリーウィスプ」や「対空射撃」といったカードと組み合わせる必要があり
ハードルの高い、非現実的な手段であるため考慮に入れないことにします。

また、ハンドにニュートラルカードが5枚以上ある状態で「エルフの双撃」を2枚使うという手段もありますが
「双撃」を6ターン目までに2枚抱えておけるというケースはやや稀な上
「ニュートラルエルフ」や「鏡の世界」を採用したデッキ自体が環境に見られないため、これも考慮に入れません。

それなりに除去する手段が多いように思われるエルフですが
「カシオペア」はランダム要素が絡み、「紅弓のエルフ」は進化権と他のカードとの組み合わせが必要であり
また秘術ウィッチ側が「進化置き」によって場の合計体力を上昇させていた場合、全処理が不可能になります。

エルフ側は場がイーブンな状態での「オズ大召喚」の着地を許さないように
事前に「茨の森」「エルフの鍛冶屋・レーネ」「インセクトキング」「大魔法の妖精・リラ」といったカードで盤面を抑えておく必要がありますが
「幻惑の奇術師」などの対応に追われる場合も多く、難しいミッションとなっています。

以上のことによりエルフに対して「オズ大召喚」は一定以上の効果が望めるカードと考えられますので

相性判定は○です。


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・ロイヤル(相性○)



挙げられる処理方法としては「2コスト以下のニュートラルフォロワー」と「赤ずきん・メイジー」をプレイし
進化権を使い「オズ」と「ジャンクゴーレム」を倒す+「火遁の術」を「ガーディアンゴーレム」に撃つ。
という6ppの動きが挙げられますが、3枚のカードの組み合わせと進化権が必要なため、ハードルが高いムーヴになっている割に
「クレイゴーレム」を撃ち漏らしてしまうので、芳しくありません。


CGSからの新戦力「嵐の槍使い」はミッドレンジロイヤルに良く採用されるカードになっていますが
ロイヤル側が先攻を取っていなければ7ppのエンハンスが間に合わない上に
「ガーディアンゴーレム(体力3)」によってこれが阻まれ、「オズ」が生き残ってしまうため明確な解答とは言えません。

また「旋風刃」を
進化させた1コストもしくは2コストのフォロワー or 事前に設置しておいた潜伏フォロワー
と組み合わせて使うことによって全処理が可能ですが
このカードを採用しているロイヤルデッキがほぼ見られないため、考慮に入れません。

相手フォロワーが多く展開されていればいるほど強力な「ダークセイバー・メリッサ」は続く「変異の雷撃」によって無力化されてしまうのが恐すぎます。

ロイヤル側がバーン秘術ウィッチを対策しようと考えた場合
「偉大なる魔術師・レヴィ」によってボードとライフを同時にボロボロにされてしまうミッドレンジタイプよりも
先にライフを削りきってしまえるようにアグロ寄りにデッキを組むほうがマシではあるのですが
そのプラン対しても守護を2枚展開できる「大召喚」は刺さるカードになっています。

相性判定は○です。


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・ウィッチ(相性△)



ウィッチには「秘術ウィッチ(ミラー)」「ドロシーウィッチ」「ニュートラルウィッチ」
と様々なタイプのデッキがありますが、今回は最も多く発生するミラー戦に絞って書いていきます。

(申し訳程度に「呼び覚まされし禁忌」や「魔術の始祖・マナリア」と「ノヴァフレア」などのカードを一応貼っておきます。)

「オズ大召喚」の解答としてはまず「偉大なる魔術師・レヴィ」が挙げられます。
「大召喚」で展開されるフォロワーはいずれも体力が3以下であるため、秘術効果で一掃できる範囲です。

(前環境でミラー戦に強いと言われた「双璧の召喚」は秘術を発動することで
「ガーディアンゴーレム」の体力が4になったので、「若レヴィ」をケアすることが出来たのですが
「大召喚」は攻撃力にしかバフがかからないので、そこが明確に違う点となっています。)

ケアの方法としては、相手の場の土の印を枯らしてAoEを発動できなくしておく
3/3の「ガーディアンゴーレム」を進化置き(5/5)し、3点AoEの範囲から逃げておくことによって「オズ」を守るということが考えられます。

これに「若レヴィ」が突っ込んできた場合、体力が1になるのでその後「ルーンの貫き」や「御言葉の天使」で簡単に処理が出来、テンポを奪うことが可能です。
秘術で攻撃力を+1しておけば、「ガーディアンゴーレム」と「若レヴィ」を相討ちにまで持ち込むこともできます。

(土の印を枯らす方法は、7pp以降になると手札から1コストの印と同時にプレイされることでケアが不可能になります。)

そして若レヴィケアの進化置きの裏目や、第二の解答案として「変異の雷撃」が存在しますが
「オズ大召喚」に対して「変異の雷撃」が解答になるかというのは難しい問題

「オズ」を燃えネズミにしてしまうと、スペルを消滅させられない(かもしれない)というジレンマがありますし

燃えネズミが場に残った状態でターンが回ってくれば、そのネズミで顔面を殴れる分
その1ターンのライフトレードでは「使われた側」が有利に立てますが
その後どちらが相手のライフを詰め切って勝てるかというのは、6ターン目に至るまでの展開によって左右されます。

現在の秘術ウィッチミラーは
先攻奇術師のクロックを食い止められる「錬金術の代償」や
通常の2/2/2を返せる「炎熱の術式」や
先攻より1つ多い進化権を消費することで、非常に高いバリューを叩き出せる「古き魔術師・レヴィ」
ボードを一気に返せる「破砕の禁呪」等がローテ落ちしたことによって
基本的にライフアドバンテージもボードアドバンテージも先攻が握る形になっています。

後攻側は1ターン目のドローが1枚多いというリソース面でのアドバンテージもありますが
これは手札が少なければ少ないほど多くドローできるという特性をもった「オズの大魔女」によって無効化されるものと思って良いです。

先攻側が「オズ大召喚」を繰り出し、それを後攻側が「変異の雷撃」で返した場合
基本的には先にフォロワーによるビートが出来、ライフアドバンテージを取れている先攻側がそのまま押し切れることが多く

後攻側が「オズ大召喚」を繰り出し、それを先攻側が「変異の雷撃」で返した場合も
やはりそれまでにライフアドバンテージを稼げている先攻側が「連鎖する雷」や「天輪のゴーレム」など
ネズミに触れないバーン手段で追い討ちをかけてくることによって、燃えネズミが2ターンにわたってダメージを出し、そのまま後攻側がご臨終になるケースが多いと思います。

(と、ミラー戦においてはとにもかくにもライフアドバンテージが重要なため
私は印の構成を「魔女の大釜、静寂の実験室、聖法の教師・フロウ」は確定として
「ドワーフアルケミスト」の枠を「お菓子の家」に換えてしまうというのも一考の余地があると思います。
・・・しかしそうなると進化権でバリューを出せるフォロワーがリリエルくらいしかいなくなってますます後攻での立ち回りが難しく云々)



話がわちゃわちゃし始めたのでなんとかまとめると

秘術ミラーにおいて「大召喚」が有用か否かという議題については
「若レヴィ」という解答があるものの、逆に言えば「若レヴィ」くらいしか明確な解答がないため
複数回にわたって「大召喚」を展開することで勝ちに繋がるというケースはそれなりにある。

が、「大召喚」が勝負を決めるというよりは、「大召喚」が展開されるターンまでに
ライフアドバンテージを稼げる、もしくは跳ね返せるような構築になっているかどうか、ということが重要
になってくる。

そして「変異の雷撃」という「ライフアドバンテージ」がそのまま「攻撃力」「対応力」に直結するピーキーなスペルが存在するため
「大召喚」は先攻有利を拡大させることは出来るが、後攻の不利を跳ね返せるようなカードではない。

ということで、ちょっとハッキリしませんが

相性判定は△です。


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・ドラゴン(相性×)



「サハクィエル+イスラフィール」「狂えるドレイク」「バハムート」「インペリアルドラグーン」「ラースドレイク」「サラマンダーブレス+ブレイジングブレス」等
実用的で明確な回答を複数持っているため、大召喚は有効に働きづらくなっています。

(サハクィエルを採用せず、7ppの動きを「竜の炎・ジルニトラ」に一任しているタイプや
「原初の竜使い」を軸としているデッキには一定の効果は望めます。)

また、「サハクィエル+イスラフィール」のコンボに対しては
一応「ジャンクゴーレム」を進化置きすることによってオズを生かすことが出来ますが
秘術側が6pp使うターンにドラゴン側が7ppしか使えないということはまずないので
ブレス系の追撃によって無意味になってしまうことが多いです。

相性判定は×です。

対ドラゴン戦を重視するのであれば、バーンでも疾走でもない大召喚より
その枠を潜伏からほぼ確実に打点を通せる「夜の魔術師」や
大型フォロワーの除去が出来る「禁忌の研究者」等に割いたほうが良いと思います。


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・ネクロマンサー(相性○)



同6ppでの処理方法としては
「よろめく不死者」「ネクロアサシン」のコンボが挙げられます。

「よろめく不死者」を進化させ「ガーディアンゴーレム」を一方処理し
(※秘術効果で「ガーディアンゴーレム」の攻撃力が4になっている場合不可能なので、その場合は「ジャンクゴーレム」に切り替え)
その後、「ネクロアサシン」にて破壊することによって、2/3の確率(判定的に正しくは1/3に当たらなかった後に1/2でしょうか)で「オズ」を処理することが出来ます。

しかしこの方法は確実性を欠くため、ネクロ側としてはあまり積極的に取りたい行動ではなく
「やられたらやるしかねえ」というレベルの苦しい選択肢になっていると思います。

(一応可能な全処理としては4ターン目に設置した「スカルリング」から「よろめく不死者」がリアニメイトし
その「不死者」を進化させ「ジャンクゴーレム」を処理した後に「ゾンビパーティ」で「ガーディアンゴーレム」を処理し、「ネクロアサシン」で「不死者」を破壊しラストワードを起動させるか
事前に「トワイライトクイーン」のラストワードを発動させておき、「よろめく不死者」の効果が2回発動するようにしておく
という手段もありますが、これはあまり現実的ではないので考慮に入れなくて良いと思います。)

「魔将軍・ヘクター」はネクロ側が先攻を取っていなければ間に合いませんが
場に1体でもスケルトンが残っていれば「3/1のスケルトン」+「4/2のゾンビ×2」+「ヘクター」自身の進化によって
オズ大召喚」を処理することが出来ます。

AoEカードとしては「ブラックスワン・オディール」がよく採用されていますが
「オディール」は相手の盤面に守護が立っている場面では、渡した「オデット」を叩いて処理することが出来ないため、むしろ利敵行為になってしまいます。

「オズ大召喚」に対して「オディール」をプレイしゴーレム達を一掃したとしても

ネクロマンサー:6/2(オディール)
ウィッチ   :4/3(オズ)、4/3(オデット)

という盤面になり、次のターンに8打点を喰らう羽目になります。
これでは「オズ大召喚」を放置した場合と比べて1打点しか減らせていません。
(秘術有りの場合は-4打点なので何もしないよりはマシですが。)

「死滅の霧」はこれを積んでいるコントロール系のネクロマンサーがほぼいない上
「オズ」を倒すことができないため考慮に入れません。

「ゾンビパーティ」などのスペルで「オズの大魔女」の体力を削っておき
「死神の手帳」から「バロール」を場に出し3点AoEをばら撒くという手段もありますが
これもほぼ環境に見られないカードのため考慮に入れません。

「冥守の戦士・カムラ」
「大召喚」の秘術効果が発動していなければ「オズの大魔女」と「クレイゴーレム」の1:2トレード+4点ゲイン
秘術効果が発動していれば「オズの大魔女」との1:1トレード+5点ゲイン
となる場合もありますが、「変異の雷撃」という致命的な裏目が存在するため、頼れる存在ではありません。
採用される「リアニメイトネクロ」も環境に多くは見られません。

高ダメージの飛び道具やAoEに乏しく、除去手段もランダム性が強いネクロマンサーに対して「大召喚」は刺さるカードといって良く

相性判定は○です。


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・ヴァンパイア(相性○)



「致命の刃」「血餓の女帝」「大悪魔の腕」「ステンノ」等のAoEが存在しますが
いずれも全処理が不可能な他、これらのカードを採用するコントロールヴァンパイアが環境に存在しないため考慮に入れません。

「千雨の槍使い」も復讐状態であったとしても、ゴーレム達を処理するまでに留まり「オズ」まで届きません。

「ヨルムンガンド」軸のヴァンパイアデッキはボードクリア力が非常に高くなっていますが
6・7ターン目までにリーダーに効果を付与するのがやや難しく(「悪魔の鍵」コンボは達成が難しい)
自傷ダメージを負ってしまうと「オズ大召喚」を処理できたとしても、その後バーンダメージによって倒されてしまう危険性が高いです。

速攻のビートダウンを仕掛けてくる「ニュートラルアグロヴァンパイア」「復讐ヴァンパイア」に対しては
守護を2枚展開できる「大召喚」は有効なカードとなっています。

相性判定は○です。


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・ビショップ(相性○)



イージスビショップ等に採用が多く見られる
「エンシェントレオスピリット」「ダークジャンヌ」が6ターン目に間に合うAoEとなっていますが
ばら撒けるダメージが2点のため「ガーディアンゴーレム」に阻まれ基本的に全処理は不可能です。
(事前に設置しておいた「焼けた鉄靴」のラストワード1点ダメージが「ガーディアンゴーレム」に当たるというケースがワンチャンス。)


ビショップ側が先攻であれば「希望導く聖乙女・ジャンヌ」で返すことが出来ますが
全処理には進化権を残しておく必要がある他
逆にウィッチ側が進化置きで体力を上昇させていた場合、全処理が不可能になるため、ハッキリとした解答とは言えません。
進化置きに対する裏目もほぼ存在しないため、ウィッチ側としてはやりやすい行動になっています。

ビショップ側は場がイーブンな状態での「オズ大召喚」の着地を許さないように
事前に「神魔裁判所」や「翼の砂時計」を設置しておいたり、「スノーホワイトプリンセス」や「詠唱:宝石の甲羅(ジュエルタートル)」によってボードを抑えておく必要がありますが、他のフォロワーの対処などに追われる場合も多く、難しいミッションになっています。

相性判定は○です。


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・ネメシス(相性△)



アーティファクト軸のネメシスは「加速装置」による大量突撃で一気にボードを更地にすることができます。

が、「オズ大召喚」に間に合うように「デウスエクスマキナ」と「加速装置」を組み合わせることは先攻でないと不可能なことや
6ターン目までにどれだけ「エンシェントアーティファクト」や「アナライズアーティファクト」をデッキに仕込めているかどうか
ということに左右されるため、確実な解答を持っているとまでは言えないと思います。

その他、「機構の弓兵」と「次元断」を組み合わせることによって、同6pp帯での処理が可能となりますが
ほぼ採用の見られないカードになっているため、考慮に入れません。

大量の「操り人形」を抱え込んでから「トイソルジャー」と組み合わせるという手段もありますが
人形軸ネメシスがほぼ環境に見られないことから、これも考慮に入れません。

相性判定は△です。

ネメシスに対しては、盤面を取る「大召喚」よりも
ライフを直接削っていく「連鎖する雷」や
横並べに対して強く、ロックもかけられる可能性のある「変異の雷撃」といったカードのほうが有効に働くと思います。


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・総括


以上が私の考える「大召喚」と各リーダーとの相性になっています。
(後半になるにつれ、どんどんと雑になっているような感じがします。申し訳ありません。元気が出たらもうちょっと書き足すかもしれません。)


CGSローテ環境Tier1(3強)と呼ばれる「ミッドレンジネクロ」「ランプドラゴン」「バーン秘術ウィッチ(ミラー)」との相性は
○、×、△となっていますので

現環境のバーン秘術ウィッチに「大召喚」は0~1枚、もしくは1~2枚、あるいは3枚積むべきカードであり
犯人は20代~30代、もしくは40~50代であるということがお分かり頂けたかと思います。



というような日和った結論では、なんとも残念な締め方になってしまうので、勇気を出して言い切ります。

私は基本採用枚数は0枚。
刺しても1枚までに留めるべきカードだと、現状では思っています。


「大召喚」は大多数のリーダーには有効に働き、同Tier1のネクロマンサーに対しても刺さるカードになっていますが
「よろめく不死者」「ネクロアサシン」という一応の返しがあるため、「オズ大召喚」を決めればそれだけで簡単に勝てるというレベルのカードにはなっていないのではないか、ということ
そして、ネクロマンサーに対しては「大召喚」を採用しなくとも十分に有利を取ることが出来ている。
であれば、その枠はミラー戦やドラゴン戦で活躍できる他のカードに割いたほうが良い。

というのが一番の大きな理由です。
(その他、冒頭に書いた通り、6コストをあまり膨らませたくない。競合する「変異の雷撃」のほうを優先させたい、など。)

が、
「秘術ウィッチの役割はネクロマンサーをより確実に狩ることである」
「現環境に一番多いのはネクロマンサーであり、それをきっちりメタることによって勝率を稼ぐことが出来る」
とお考えの方は、2枚以上の採用をしても全く問題ないと思います。



他に
「これこれな理由で、このリーダーに、こういう場面で強くて、この構築で、こういうプランで試合をしたいから大召喚はX枚なんだ。」
という意見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えて頂けると、とても嬉しいです。

私も大召喚は必要ない、と思考停止はせず
大召喚が入っていないレシピで回しているときは「ここで大召喚があったらどうだったか」
大召喚が入っているレシピで回しているときは「この大召喚が別のカードだったらどうだったか」
などと云々空中で考えながら、構築を詰めていきたいと思います。

長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
何か一つでも、ほんの少しでも参考になることがあれば幸いです。


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更新日時:2018/01/13 23:04
(作成日時:2018/01/12 00:49)
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